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既に発表させて頂ておりますが、改めまして弊社ではフロストグレイブ1版の残りのサプリメント3冊と、フロストグレイブ2版ルールブックの翻訳出版を進行中です。

そこで、版元オスプレイゲームズ公認のフロストグレイブの世界観に沿ったクロムレックのテレインを取扱い始めることなりました。

過去にノーススターからも小ぶりなテレインパーツは出ておりましたが、今回のシリーズは迫力のある大型が多く、また街や都市の一区画を再現できる多くの廃墟をまとめた商品もあり、フロストグレイブを再現するのに最適と言うしかないものとなっております。

実際、商品説明に適応シナリオが記されたものも多くありますので、ルール記載から想像して「沈黙の塔」を作って遊んだ身としては感慨深いものもあったりします。

主は組み立て式のMDF製モデルですが、残骸などのセットはレジン製で、シナリオに関係なく使用しやすいものもあります。

というわけで早速組み立てレポートを用意させて頂きました。

今回はこちら、ステップド・ピラミッド。

2版シナリオ「救いの手、苦しみの手」で使用されるものです。

なお、正式には2版対応を謳っているため、例えば1版と共通の「亡霊の家」シナリオ用のテレインでも、家の数が1版のものより少なくなる変更があったりするので、そのまま1版でのご使用の際はご注意ください。

シュリンクパッケージの中にあるのは板の塊と組み立て説明書です。

組み立てた感触としては、未着色の点ではウクライナダンジョンが思い浮かびましたが、実際は合わせ目にキツイところは無く4groundの方が近い感じでした。

素組みだけでは自立もままならないと分かったので裏からも接着補強するのが良いと思います。

そして、このように段差を重ねるわけですが。

この段差間を説明書通り接着してしまいましたが、持ち運びを考えるとあえて接着せずに組み立て可能にするという選択もあるかもしれません。

ご参考までにどうぞ。

内部構造の上から情景を表現したパーツを貼っていく形式でした。

こういう場合は裏から見た方が抜き取る部分が分かって楽です。

そして、隅に鎮座するガーゴイル象×8体もパパっと組み立て。

組立完了、手を止めて写真を撮りながらですと、おおよそ2時間ほど経過していました。

説明書や台紙に5段階式の組み立て難易度や完成後の大きさが書かれているのですが、1時間以内という組み立て目安はともかく、高さ23.5cmというのはその通りでした。

ここで、手持ちのグレースプレーでバーッと。

流石にレザーカットの焼き掘り込みは深くて問題なく色付けできました。

乾いているの待っている間に今度はレジン製5個入りのシティ・デブリを塗装して雪のエフェクトをチョイチョイと。

ステップド・ピラミッドの塗装まで完了です。

壁面の謎の文様は作例写真を見様見真似ですが、あった方がいいかと。

このキット梯子はないのが驚きですが元のシナリオがそうだからしょうがない。

それと、頂上には黄金像があって、近づくミニチュアに魔法を放ってくるそうです。

お楽しみは2版の翻訳完成までお待ちください。

以上、初めてのクロムレックテレインでした。

今後、このシリーズがどうなるかはまだ不明ですが、サプリメント記載シナリオに準じたテレインを継続してくれれば喜ばしいです。

クロムレックのフロストグレイブ公認テレイン、よろしくお願い致します。