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本家イギリスでは遂にフロストグレイブの2版が発表されました。

そこで我々も遂に進めていた新企画を発表です（2020年9月）。

フロストグレイブの続きはと2版は冬に進行できるようオスプレイ社にかけあってますので一旦お待ちください！

古の辺境での戦いは忘れられて久しく、もはやその痕跡は崩れた石碑や詩歌に痕跡を見るのみである。

オースマークはファンタジー世界かつ古代の大規模な戦争と国の勃興をテーマとしたゲームです（勿論ミニチュア主体の）。

デザイナーはフロストグレイブとROSDの我らがジョセフ氏。

もう、この言葉で信用を置ける方はすぐにお手に取って頂きたく。

今までの氏の出してきたゲームとは違い、オースマークは集団戦闘のゲームです。

最大20体で1部隊を成すユニットが複数配備され、時には人型種族のみならず巨大なモンスターも戦場に登場します。

狼に跨るゴブリン騎兵の襲撃をドワーフの槍兵が受け止める。

エルフの必殺の弓が人間の兵士を襲い、報復の投石がカタパルトから放たれる。

沢山のミニチュアを用意して並べるのに特に問題はないよ、もしくは大好きという方向けです。

（一つ一つのミニチュアに集中して向き合いたいという皆様には同作者のフロストグレイブやROSDをお勧め致します）

プレイヤーが選ぶのは以下の種族となります。

兵種や能力の均衡がとれた人間

移動は不得意ながら我慢強いドワーフ

多くの点で優秀ながら少数になりがちなエルフ

凶暴で命も頭も軽いが多勢を形成しやすいゴブリン＆オーク

基本ルールとしては各種族ごとの部隊編成リストに沿って、ポイントに応じて軍隊を編成する、というこのジャンルではおなじみの遊び方となります。

しかしながら、流石の氏の手腕といったアピールポイントがございます。

上級ルール（という名のこのゲームの本来の遊び方）になると、各プレイヤーは国の支配者となり自らの領土の構築をゲーム専用のキングダム・シートにて行うことで、種族の垣根を超えて全ての部隊が使用可能になるのです。

例えば、エルフ種族の「首都」を同種族の「都市」や「森」で囲み、更にその外側にはドワーフの「貯木場」があることにすれば...

エルフの王が、先陣の前方にエルフの兵士と野伏を配置し、更にその後方にドワーフが援護の為に大型カタパルトを設置する。といった軍の構築が可能となるわけです。

キングダム・シートの内容はプレイヤー次第で、全ての種族が共存する連邦国や、オークの親分が腕力に物を言わせ無理やり奴隷化した他種族たち、といった千差万別の様相を呈するでしょう。

好みの種族で初め、対戦して興味が出た他種族が見つかれば更にそれも自軍に迎え入れたりするといった柔軟な拡張性がこのゲームの魅力です！

と、メールでやり取りした際のジョセフ氏から直々の推薦も頂いております。

キングダム・シートを利用するキャンペーンゲームでは、他国に攻め入り国境を乗り越え領土を占領したり、また逆に奪われた領土を奪還するなどの興亡が始まります。

オースマークで古の国家間の争いを存分にお楽しみください！

今後の紹介は幾つかのパートに分け追加の記事を設けさせて頂きます。

ご興味頂ければそちらもご覧ください。

また、ゲームを遊び易くするための各商品も発表予定です。その第一弾として10面ダイスの5+1個のセットを既にラインナップに加えております。

日本語版ルールブックは10月頭発売予定となります。

お手に取りやすくして頂けるよう、原語版のハードカバー製本からソフトカバーに仕様変更しております。

また、掲載図版もルールをより分かりやすくできるよう何点か追加させて頂きました。

極めつけは、ジョセフ氏に直接数十問に及ぶ確認を送ったため、原語版にない記述も増えております。

変更を承諾してくれたオスプレイ社にも感謝している次第です。

しかしながら、昨今の事情で関連ミニチュアの方は入荷がスムーズにいっておりません。

初期入荷分で足りない場合、ミニチュアについては10月後半以降にずれ込む可能性が高くなっております。

何卒ご容赦ください。。。