このPDFファイルはレンジャーズ・オブ・シャドウ・ディープ日本語版ルールブックの電子書籍版です。(データサイズ約50MB)
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212ページ/日本語版
「テーブルトップ・アドベンチャー・ゲーム」
レンジャーズ・オブ・シャドウ・ディープを遊ぶためのルールブックです。
背景設定、基本のゲームおよび連続して遊ぶキャンペーンのサプリメント「バーニング・ライト」、プレイヤーの分身となるレンジャーの作成法、配下のコンパニオンの編成の仕方といったルールが掲載されています。
プレイ人数1名~4名
プレイ時間1〜2時間
ゲームを遊ぶためには別途ミニチュアと、インチの計測できるメジャーと、20面のサイコロとトランプが必要です。
ルール・アップデート、ゲーミング・リソース、有志執筆のシナリオなどは下記URLにて公開中。
どうぞご利用ください。
https://sites.google.com/a/newgamesorder.jp/www/games/rosd
黒雲と共に全てを飲み込みながら広がっていく暗黒の領域を前に、王国は崩壊の瀬戸際にあった。王の命を受け任務を遂行する精鋭、レンジャーたちに最後の希望がかかっている。魔界へと変貌していく辺境に潜入し、情報を集め、人命を救い、敵の勢力を食い止めるのだ。絶望的な戦いだが、あらゆる小さな勝利のたびに希望はまた一日生き延びる。
『レンジャーズ・オブ・シャドウ・ディープ』(以下『レンジャーズ』)はソロプレイから4人プレイにまで対応する協力型ミニチュアゲームです。一般的なミニチュアゲームは2人の対戦が基本ですが、『レンジャーズ』は完全協力型になっているのが特徴です。各プレイヤーは自分の分身となる「レンジャー」とその従者たちのミニチュアを用意することになります。プレイヤーたちの障害となるモンスターたちには自動で動くルールが用意されています。シナリオに従って遊ぶことで、謎を解き任務を遂行し経験を得たレンジャーたちは成長して、更に難度の高いシナリオに挑戦していくのです。
プレイヤー1人あたりが使用するミニチュアはプレイ人数によって変わります。1人プレイのときは最大8体ですが4人プレイのときは1人あたり最大2体までを操作することになります。参加するプレイヤー人数、つまり冒険に乗り出すレンジャーの数が多いほど、従者を連れていける数が少なくなります。
レンジャーたちはシナリオに設定された目標を達成することで経験値を獲得していきますが、あるプレイヤー1人が獲得した経験値は、参加している全プレイヤーに同じ数字が与えられます。あるプレイヤーが経験値10点を稼ぐ目標を達成した場合、参加しているプレイヤー全員に10点が与えられるわけです。これが協力して目標を達成する動機づけになっています。
ウォーゲームではなくアドベンチャーゲームなので、戦闘だけでなく様々な環境で多様な任務をこなす局面があるかもしれません。例えば、発見した書物を読むために古代の知識を試されたり、長旅で空腹に悩まされ、食料を探す技術を要求されることもありえます。未知の領域の地図を作ることや、生存者を探し出すなど、レンジャーたちの任務は戦闘にとどまりません。
非常にTRPGに近い作りになってますが大きな違いがあります。ゲームマスターがいないのでプレイヤーたちは「特別に読まないよう指定されていない限り」先にシナリオを読んで構いません。
各人が目標を理解し、その達成に向けてプレイすることになります。自動で動くモンスター、各シナリオに用意されているランダムなイベント、もちろんダイスの目、そしてシナリオで提示される謎…待ち受けている様々な障害を克服していくことになるでしょう。
さらに今回は、基本ルールブックに用意されているミッションに加えて、最初のキャンペーンシナリオ集「バーニング・ライト」も収録されています。修道院の廃墟を探検するプレイヤーたちは探検する場所を選び、その場所に合わせたシナリオを遊ぶことになります。シナリオを解決すると探検できる場所が増えていき、各シナリオの中で示されるヒントを集め、隠された宝物を探し出すのです。
ルールはフロストグレイブをベースに作られていますが、独立したゲームですので既存のルールは必要ありません。気に入ったミニチュアを持ち寄り、ゲームを通じて自分たちのキャンペーンを楽しんでいただければと思います。
-吉川 悠-